中村倫也

 高校生の時にスカウトされ、2005年に映画「七人の弔（とむらい）」で俳優デビュー。翌06年に「黄昏」で初舞台を踏む。映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」（07）、NHK大河ドラマ「天地人」（09）、TVドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」（11）などに出演し、映画「SPINNING KITE」（11）で初主演を飾る。14年に主演舞台「ヒストリーボーイズ」で第22回読売演劇大賞の優秀男優賞を受賞。以降も、舞台「ライチ☆光クラブ」（15）、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」（14）、TVドラマ「下町ロケット」（15）、主演映画「やるっきゃ騎士（ナイト）」（15）、「星ガ丘ワンダーランド」（16）などで活躍する。TVドラマ「闇金ウシジマくん Season3」（16）、「スーパーサラリーマン左江内氏」「ホリデイラブ」（ともに17）、そして知名度を上げるきっかけとなったNHK連続テレビ小説「半分、青い。」（18）などで見せた振り幅の広い演技が話題を呼び、“カメレオン俳優”の異名が付く。近年は、ディズニーの実写映画「アラジン」（19）で主人公アラジンの吹き替え声優を務めて歌声も披露したほか、TVドラマ「初めて恋をした日に読む話」「凪のお暇」（ともに19）、映画「長いお別れ」「屍人荘の殺人」（いずれも19）などに出演。主演作にTVドラマ「美食探偵 明智五郎」（20）、映画「水曜日が消えた」「人数の町」（ともに20）がある。