Recent Posts

痛くない!無痛分娩体験記1

無痛分娩ってどんなの?怖くない?本当に痛くないの?

という疑問を持っている方は多いと思う。私もそうだったから。結論としては、私は無痛分娩をして心からよかったと満足した。

みんながみんな、必ず同じ結果を得られるわけではないけれど、どのような出産の形にするか選択するうえでの参考にしていただければと思う。

・「痛いのは嫌だ」

まず私が無痛分娩を選んだ理由は、単純に「痛いのがイヤ」だったからだ。鼻からスイカが出るくらい痛いという言葉をよく聞くように、そんなに痛いのか…と妊娠した時から不安だった。

子供は欲しかったのだけど、待ち受ける痛みに恐怖を覚えていた。経験したことのないことだから、なおさら怖かった。

そう思っている妊婦さんは少なくないはず。私だけがおかしいわけではないと思った。

・親に反対された

夫に相談すると「無痛分娩について調べてみよう!ママのストレスは赤ちゃんにも悪いだろうし」と言ってくれた。天使のようなお言葉をいただいた…。自分じゃ変わってあげられないから、申し訳ないという気持ちが大きかったらしい。

そして、親にも無痛分娩について言ってみた。すると「誰でも経験する痛みなのに、それぐらい我慢できなくてどうする」「自然に産まれてくるように人間の身体はなっているのに余計なことをしなくていい」「赤ちゃんが薬でおかしくなるかもしれない」「痛くないのに産まれた赤ちゃんは苦労せずに産んだことになる。赤ちゃんへの愛情が減る」
などボロカスに言われた。

親からの猛烈な反対を受けて、ああ…やっぱり無痛分娩なんてしない方がいいんだと思った。

・自然分娩の予定で病院に通った

親に反対されては、踏み切ることができなくなり、自然分娩の予定で病院に通うことになった。

ただ、私が通い始めた病院は偶然にも無痛分娩も取り扱ってくれている病院だった。しかも、よくよく聞くと先生が無痛分娩のエキスパートだった。

病院に通う8割以上の人が無痛分娩で出産していた。待合室には無痛分娩に関する資料がたくさん置いてあったので、そこで色々と学ぶことがあった。

・先生からの言葉

先生からさっそく「無痛分娩をお考えですか」と聞かれた。「迷っています…今は自然分娩の方に心が傾いています」とありのままの気持ちを伝えてみた。

先生は「そうですか。うちはどちらの方法でも対応可能です。もし、陣痛が来て痛みに耐えられない!となった時点でも無痛分娩に切りかえできますので、あまり緊張なさらないでくださいね」と言われた。

なんと!無痛分娩って一世一代の決断ですごい重い選択なんだと思っていた私は、先生のその一言に心が救われた。

天使みたいな先生だった…。

天使みたいな夫と天使みたいな先生に囲まれて私はホッとした。

・安定期に入ったころに無痛分娩を決断

そんなこんなで、最初は自然分娩のつもりだったのだけれど、通院するうちに信頼できる先生だなと実感した。夫もいい先生だねと言っていたので、間違いないと思って、この先生なら安心だ!と思った。

その病院の先生は無痛分娩を主に取り扱っていて毎日のように出産に立ち会っていらっしゃっていた。事故も今まで0件の信頼のある病院だということも確認した。

出産後のママたちもよく待合室で見かけたがみんなニコニコとしていて幸せそうだった。赤ちゃんもみんな元気!

なーんだ、無痛分娩を毛嫌いしている人たち(うちの親のこと)が偏見の塊だったんだ、と思った。

・病院選びのポイント

ネットで調べたところ一般的に、自然分娩に+20万円ほどの金額で、無痛分娩を行うことが出来るというのが相場のようだ。
実際に私の病院でもそうだった。

無痛分娩はどうやら先生の技術力にかなり左右されるみたい。「無痛分娩なのに痛かった」という感想を結構良くみかける。また、やはり自然分娩よりは事故率が上がるのでそこも怖いところだ。

上手な先生がいる病院かどうかを見極める必要がある。担当の先生の今までの実績や口コミを調べるということをした方がいいと思った。

あと実際にあって話を聞いて、信頼できそうか確認する方がよいかなとも思う。

私の病院では国からの補助約40万を差し引いて、60万円くらいかかった。車とか持ってない代わりに、出産にはお金使おうと思ってお金をためていた。出産にビビりすぎの私、お金で安心を買う…という意味もあった。

・無痛分娩の誤解をとけ

無痛分娩って麻酔を妊婦に打つんでしょ?危険!と思う人も多い。でも帝王切開の場合にそういう事を言う人はあまりいない。

実際はどちらも同じ種類の麻酔を使っているらしい。赤ちゃんへの影響はほぼないとされている。

むしろ、赤ちゃんはママの痛みのストレスが少なくて済むので、赤ちゃんもすぐに出てくることが多いのだという。

さらに、ママが痛みをあまり感じず出産できるので、産後の身体の回復が早くなる。働いているママで職場復帰を早くしたい人などは無痛分娩を選ぶ人が増えているらしい。

確かに、事故率でいうと自然分娩より高くなるということだが、それは無痛分娩があまり日本でまだ広まっていないので技術力のある先生が少ないのが原因の一つみたいだ。

・アメリカでは主流

逆にアメリカではすでに主流のようで、基本的に無痛分娩を選ぶみたいだ。日本は保守的というか…全体的に無痛分娩に消極的。自然の摂理に任せよう…という考えが強いのかも。

私みたいに親がうるさかったりする家庭は珍しくないのかも。
では、次回はついに、無痛分娩当日のレポートになります!

※この記事はあくまで私個人の体験記です。絶対に同じように行くこと保証する記事ではありません。
コメントをお書きください
コメント: 0

Theme Support