ヒロイン誕生、好タイムに期待…大阪国際女子マラソン速報します
新春の浪速路を彩る「第41回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、奥村組協賛)は午後0時10分にスタートします。ヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区)を発着点に、同市内の市街地を巡る公道でレースが行われるのは2大会ぶりとなります。
今大会は、2024年パリ五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の女子最初の選考レース。今夏に米オレゴン州で開催される世界選手権の代表選考会も兼ねており、ポスト東京五輪の女子マラソン界を担うヒロインの誕生が期待されます。
注目は、2度の優勝経験がある松田瑞生(26)=ダイハツ=が補欠に終わった東京五輪の悔しさをバネに、成長した姿を見せることができるか。3回目のマラソンに臨む佐藤早也伽(27)=積水化学=はスピードを強化し、世界選手権切符を狙うことを明言しています。
世界選手権の代表候補となるには、2時間23分18秒の派遣設定記録を突破して2位以内となる必要があります。MGC出場権は、2時間28分0秒以内で1~3位に入るか、2時間27分0秒以内で4~6位となることで獲得できます。
男子ペースメーカー6人が集団を牽引(けんいん)し、どんな好タイムが生まれるか。前回大会で一山麻緒(24)=ワコール=がマークした2時間21分11秒の大会記録が更新される可能性もあります。「産経ニュース」では、注目のレースを速報します。