朝、昼、夜と三つの時間帯にあるカーリング競技が終わるのは毎日、中国時間の午後11時ごろ。
その後に行われるのが「ナイトプラクティス」だ。
主に各チームのリザーブとコーチが担う。試合に出た選手が引き揚げた後も会場に残り、アイス(氷)の上で翌日に使うストーン(石)を10分間、実際に投げてチェックする。
曲がりや滑りをコントロールしやすい石、扱いづらい石があるが、1試合で使う石8個は事前に決められていて、試合中に交換できない。
ナイトプラクティスで特徴をつかむことは大切だ。
翌朝、選手にそれを伝えられれば「情報戦」のカーリングでは大きなアドバンテージになる。