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停電

3月21日、東京電力管内の電力需給が厳しい状況にあるとして、政府として初の「電力需要逼迫警報」が発表された。同日正午過ぎには東北電力管内を対象にするなどの第2報が発表されるなど、依然電力需給がひっ迫している。

 ニュースでも節電が呼び掛けられ、TVでは画面がL字で情報が流れる非常時対応となった。

 3月16日に発生した福島沖地震の影響で火力発電所が停止、稼働再開できていない状態での急激な寒波の到来など、電力需要が急増しており、供給が追い付いていないことが理由とされる。

 すでに東京電力パワーグリッドの「でんき予報」では107%越えを記録した時間帯もある。需要を上回る電力は、揚水式発電によってまかなわれているが、これから先、需要のピークを迎える午後6時以降で需要が供給を上回り続けると、午後8時過ぎには揚水式発電の運転が停止し、200~300万軒規模の停電が発生する恐れがあるとしている。

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